同期補記

９月からは横浜で暮らすことになる同期の「離れる前に六本木を満喫しておきたい」という欲望に付き合って（引きずられて）六本木の某クラブへ。時刻２４：００。国籍や肌の色を問わず入り乱れるおじさんやおばさんを横目に（なぜか年齢層が高かった）一時的に進む道が違えど、長いのか短いのかわからない人生のどこかで、また一緒に仕事をすることもあるんだろうなー等と勝手に考えていた。全ては彼に転職を考えさせてしまう諸々の環境を作り出している会社が悪い。短期的な視野でしか物事を見ない現状の評価体制が諸悪の根源なのだと思う。勤務時間が長いとか、仕事量が多いというのは耐えられるが、顧客が必要としていない商品に対して目標数値を設定しノルマ達成を要求するのは如何なものかと思う。組織の継続に、そこまでしての数字が必要なのであるならば、そんな組織は消えてしまえばいいと思う。この時期での「転職」という同期の選択が正しいのか、正しくないのか、正誤で計る次元の話ではないのか、今の自分には判別できないが、とりあえず社会人一年目という時間を共に過ごした同期の新たな門出を祝福しようと思う。