無風人事

4月付の人事異動発令、といっても30人近い部署で今回異動するのはトップ含め3人だけ。昨年度退職者以外の異動がなかったことを考えるとほとんど無風に近い。部員の半分くらいは総入れ替えされちゃうんじゃないかくらいの雰囲気だったのになー。いそいそと机の中のいらない資料を整理してた人は知ってる限りでも10名を下らない。まぁ、ようやく慣れてきた身としては不満も特にないわけですが。
という全社的な異動に加え、今度は部内での異動。異動というよりかは体制見直しの色合いが強い。要するに部内にいくつかあるグループ間での部員トレードみたいなものだ。各グループの担当ミッションがあるので、各人のスキル・経験(年次)等を考慮して配置換えを行う。部署を変わる異動はなくてもひょっとしたら部内での移動はあるかも…くらいの淡い期待を抱いてたんですが、こっちの異動もこれまたなし。完全に無風。でも、隣の席で色々教えてくれた先輩がグループ替えに。今年度はややっこしい案件のあるグループへ。本人としても複雑な心境だろうが、部内の誰がどう見てもその先輩以外にさばけそうにないので、やむを得ないところはある。自分としても隣に教えてくれる人がいなくなることは正直痛手なのだが泣く泣く許したい。許す権限はないが。そして、これまで、そのややっこしい案件をさばいていたグループにいた人はどうなるかと言うと、なんと僕のグループに来ることに。まぁ、トレードってそうゆうもんなんだが。トレードって言っても空いた席がそこしかなかったっていうか。そんな四方山話が今日もタバコ部屋で繰り広げられる。「今回の部内異動は○○さんから部下の入替えを要請したらしいよ」とか聞いちゃうとついついもう1本吸ってしまう。なんだか不意に小学校のとき、はないちもんめで最後まで残っちゃって最後の最後に名前呼ばれる的な哀愁があって、姉さん、企業ってほんとに厳しいところです。あ、おれ姉さんいなかった。
まぁ、トレードの候補にすら上がらなかったお前はどうなんだと言われれば返す言葉もないのですが。